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No.174 真の「協働」社会とは

先日、開催された「こまつまるごとエンジョイ・エコ」において、NPO法人 i-ネット事務局長 青海 康男氏が「協働のまちづくりの今までとこれから」というテーマで講演されました。大変、示唆に富む内容であり、講演終了後、改めて、お話させていただきました。「協働」という造語、この言葉は使い勝手がよく、今や行政用語と化した感もあります。よく言われるのが「市民と行政の協働社会の実現」まちづくりの必須ワードですね。ところが、言うは易く・・で、この耳障りのいいフレーズが実は一番難しい。青海氏は、その原因を行政・市民、お互いの理解不足と、行政主導によるパワーバランスの欠如にあると断じ、これからは、行政・市民、お互いが持つチカラズムを補完しあい、対等の立場で共通の目的を達成することが大事、それが民主主義の成熟につながると、熱い思いを述べてくれました。ならば、地域代表の側面を持つ「議員」の役割は小さくないはずです。行政と市民の意思疎通を潤滑に行うこと、それが、真の「協働」社会実現のため、議員が担う大きな役割であると改めて思った次第です。



2011年10月24日 12:40