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No.112 加賀献木木遣り in 大杉

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明治時代、本山東本願寺の再建のために、巨木を曳き出し、木場潟まで運んだ「加賀献木木遣り」。その伐り出し現場で木遣りを再現する試みが、毎年、保存会の皆さんによって行われています。本年の舞台は大杉町ふたまた林道。木遣り保存会、大聖寺教務所、小松市緑の少年団、一般有志の方々、和田市長、福村県議会議長など、約80名の参加者とともに、私も曳きました。写真でもお分かりのように、模型とはいえ、かなりの巨木です。木遣り唄と「よーい、よい」の掛け声で一斉に引っ張りますが、傾斜が強く足場の悪い山道に悪戦苦闘。わずか30分の木遣り体験に、汗だくになりました。先人の御苦労に思いを馳せるとともに、この伝統を、令和の世代にも受け継ぎ伝えていくことが大切だと改めて感じた次第です。御世話役である保存会の皆さんに感謝ですね。   
2019年06月02日 18:00