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No.190 行政視察その2 阿波おどり会館

徳島市役所での説明の後、阿波おどり会館に向かいました。平成11年に開設された、この施設の事業目的は「保存・伝承」「通年性」「観光拠点のシンボル」の3つ。5階建ての会館の中には、阿波踊りの歴史を展示したミュージアム、実際に阿波踊りを見て体験出来るホール、物産販売のコーナー等があります。最上階には徳島を代表する名山「眉山」ロープウェイも併設、観光資源の連携もみせています。「連」と呼ばれる阿波踊りの実演が毎日、昼夜、観覧出来るということもあり、平日にもかかわらず沢山の観光客で賑わっていました。さて、小松市では「歌舞伎」の通年発信の必要性が叫ばれ、曳山会館の建設が待望されています。事業目的をしっかりと定めることが大切です。保存・伝承が第一義なのか、観光拠点が第一義なのか。コンセプトをはっきりさせ、中途半端な施設を造らないこと。今のうちからの意識共有と形成が、まずは第一義です。



2011年11月10日 09:10