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No.032 定数「3」削減を主張する その3

議員定数の妥当性、その基準をどう判断していくのか?4年前の議会改革調査特別委員会でも、その部分において、議論百出しました。常任委員会の数×構成議員数で算出する、中学校校区単位での算出等、様々な意見が出て、まとめきれずに時間切れ、定数は現状維持となりました。
今回、同じ轍を踏まないためにも、シンプルで明確な、誰にでも分かりやすい判断基準を設定する必要があります。
そして、一度決めた基準は、しっかり遵守し、みだりに変更しないことが大切です。
その意味でも、私は、人口割による算出を提唱します。
議員一人当たりの人口を「5000人」に設定し、算出すると、小松市の妥当な議員定数は、「21人」となります。
これが一番、納得出来るものであり、市民の皆さんにも分かりやすく説明が出来るのではないでしょうか。
同時に、議員定数削減に伴う、議会システムの変更も、併せて着手すべきです。
私の意見は、常任委員会を、7人構成の3委員会に編成し直す、連合審査会を廃止して、全議員出席による予算特別委員会を設置する、本会議における一問一答方式の導入です。
しっかりとしたシステムの再構築、その作業を丹念に行うことこそが、真の「議会改革」なのです。
いずれにせよ、議員定数問題は、議員が叡智を結集して取り組むもの。
「勇気」を持って「勇断」すべきものなのです。
これから佳境に入る、議会改革調査特別委員会の場においても、しっかりと主張していきたく思います。



2014年02月07日 14:40