No.031 定数「3」削減を主張する その2
現在、小松市議会の議員定数は、24人です。この数字が果たして妥当なのかをあらゆるデータに基づいて、検証する必要があります。
全国市議会議長会が監修した、平成24年12月31日時点の、市議会議員定数調査によれば、小松市は、人口109345人、議員一人当たりの人口4556人、平成25年度小松市一般会計歳出予算372億7千万円、平成25年度議会費歳出予算3億9546万7千円、一般会計に占める議会費の割合は、1. 061%と、なっています。市域面積は、371. 13キロ平方メートル、議員一人当たり面積は、15. 46キロ平方メートル。これが、小松市の持つ数字です。
人口95000人〜115000人の全国29の類似団体の平均値と比較してみると、小松市は、議員一人当たりの人口、議会費と議員一人当たりの議会費において、ほぼ平均値に近い数字となります。29類似団体の議員定数の平均は25人。
只、この類似団体は、地域事情の相違もあり、一概に比較対称出来ないのではないかと思います。東京都と石川県の人口類似団体は、市域面積が全然違う。同列に並べるのは無理があります。
同県の人口類似団体に、白山市があります。人口は小松市より約4000人多く、市域面積は、小松市の約2倍です。
白山市の議員定数は、21人。議員一人当たりの人口は、5401人です。
これが、小松市及び人口類似団体の数字です。
これを、どう読み解くか?
議員定数の妥当性を、どう導き出すかが大切になってきます。(つづく)