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No.176 今こそ徹底的な議論を!

先日、新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会が開催され、旧大和小松店跡地に建設される、小松駅南ブロック複合施設の2F部分「子どもと市民のカルチャーゾーン」の概要報告を受けました。子どもの大学「ここまつアカデミー」をはじめ、多目的室、子育て支援センター、有料学習室の4つのゾーンで構成されるそうです。概要を作成するにあたり、市から開発業者に依頼したことは「小松駅周辺の子ども向け施設と差別化されたテーマで新たな魅力のある施設」「幅広い世代間の交流や広域からの利用による賑わいのある施設」「民間経営のノウハウを最大限発揮し、何度も来たくなる魅力的な体験ができる特徴のある施設」。今回、示された概要案が、それを十分、満たしたものか?既存の子ども向け施設との住み分けが、出来ているのか?多世代の交流が図れるものなのか? 通年に渡る、稼働と集客が可能なのか?私には、どうしてもそうは思えず、委員会中、疑問点を質しました(写真は委員会の様子を伝える北國新聞記事)。
この新施設は、小松駅前の一等地に建設される、「小松の顔」です。誰もが気軽に訪れる事の出来る、誰もがリピーターになる、「小松の顔」でなければなりません。そのためには、何が必要なのか?何が求められているのか?今こそ、徹底的な議論が必要です。真に市民に愛される「小松の顔」を誕生させる事は、我々、市政に携わるものの、「義務」であり「責任」です。



2015年08月25日 09:50