No.226 (仮称) 公立小松大学の理想と現実 その1
「ここは、学びの最前線 未来に向けて学びと夢をつなぐ場所」私の手元にある、(仮称)公立小松大学の紹介パンフのキャッチフレーズです(写真)。「人間・社会・自然と科学技術の発展を総合的に捉える先駆的な大学」とも、あります。平成30年4月に予定されている開学に向けて、現在、小松駅前・粟津・向本折の、3つのキャンパスが整備されています。特に、国際文化交流学部が設置される、小松駅前キャンパスは、まちなかの賑わい創出、回遊人口の増加という、まちづくりの観点からも、注目されています。入学定員は、3学部で240人。4年1クールで、千人近い学生が、小松の地で学ぶ。実現すれば、この上ない地方創生です。しかし、果たして、実現可能なのでしょうか。今、この時期に、しっかりと検証し、浮かび上がる課題、開学までの「理想と現実」を把握する必要があるのではないでしょうか(つづく)。
2016年10月05日 00:30