No.027 ししん谷で、木遣りを再現!
明治時代、本山東本願寺の再建のために、命懸けで、小松の山中からケヤキの巨木を曳き出したそうです。今回、その現場であった、日用町ししん谷の山林で、加賀献木木遣り保存会が、この木遣りを再現。保存会、小松市緑の少年団、一般有志の方々など、約110名の参加者が、長さ8メートル、直径85センチ、重さ500キロの大木の模型を、木遣り歌とともに、引っ張りました。私も参加し、巨木を押しましたが、足場の悪い、ぬかるみだらけの難所。足をとられながら、急斜面を汗だくになって引っ張り降りました。写真は、その模様を伝える新聞記事。巨木の後ろを押している、白カッパ姿が、私です(笑)。先人の大変さと、その偉大さに改めて敬意を表し、その中から生まれた郷土芸能の素晴らしさに、思いを馳せました。
2017年02月06日 10:30