No.046 大雪「災害」を教訓に!
56豪雪以来の、という形容詞がついた、今回の大雪「災害」。降雪は今も続いてますが、3連休の一斉除雪により、少しずつ日常生活を取り戻そうとしています。久方ぶりの大雪は、現代ならではの様々な課題を浮き彫りにしました。一番は、なんといっても、車の「立ち往生」。福井~加賀の1500台の立ち往生は、全国ニュースにもなりましたが、私自身、市役所までの歩く道すがらや、除雪作業中の市道において、何十台という車の脱出作業に携わりました。恐らく、誰もが同様であると思います。見知らぬ者同士が、一生懸命に一台の車を押し出す、人情の素晴らしさを実感しましたが、不要不急の外出を控え、外出の際は、徒歩または公共交通機関を利用することをもっと呼び掛けるべきだったと思います。除雪車の数には限りがあり、乗務員が不眠不休で稼働しても限界があります。ならば、幹線道路の除雪優先順位を市民に告知し、後順の道路は通行止めの措置をとって、車の立ち往生を防ぐというのも、一考ではないでしょうか。排雪場所の早期確保の問題も含め、この「災害」を教訓として、取るべき対策を抽出していくべきです。
2018年02月12日 16:30