No.137 「ものづくり」は「ひとづくり」
9月議会の議会質問で触れたので、もう解禁と思い、この話題をアップします。私はこの夏、小松工業高校の旋盤技能練習見学会に出かけました。この学校の機械システム科は近年、機械旋盤作業の技術向上に学校あげて取り組み、高い実績を上げています。高い技術力もさることながら合わせて、しっかりとした集中力、精神力も養う。「ものづくり」は「ひとづくり」であるというのが基本理念です。私が作業場に伺ったのは8月6日でした。酷暑の中、冷房のない作業場で、生徒達は機械に向き合い、鉄の円柱を何時間も削り続けていました。彼らの「ものづくり」にかける真摯さに心打たれました。彼らこそが、「ものづくりの町・小松」の未来を担う「金の卵」です。ならば、この若者達の技術力向上に対して、指導を行っている学校や企業に対して、環境整備・物資等、市として、しっかり支援する必要があるのではないか。そして、こういった若者達が学校卒業後、地元企業に就職出来るよう、小松の地で実りある人生を送ることの出来るよう、しっかりと対応すべきではないか。それが「ものづくりの町・小松」の使命なのではないか、そんな事を考えさせられた「熱い」夏
でした。
2011年09月16日 16:50