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No.156 「かつて経験したことのない大雨」に対する心構え。

昨日、7月1か月分に相当する、200ミリ余りの雨量を24時間で観測しました。梯川は、氾濫危険水位に迫り、21町4484世帯13110人に避難指示が出されました。「かつて経験したことのない大雨」が、いつ何処であっても起こりうる、我々は、その事をまざまざと体感しました。今回、避難勧告基準水位に至る、かなり前に避難勧告が発令されたのは、大変、適切な判断であったと思います。この大雨は、我々の経験を超えた雨量で降り続けます。小さいお子さんや高齢者の方々には、充分な余裕を持たせての避難が必要です。さて、避難指示や勧告が出されない地域でも、側溝や用水が許容範囲を超え、住宅や道路の冠水が市内各地でありました。まずは「自助」です。各町内会で組織されている自主防災組織をフル稼働させて、被害を未然に防ぐ、そのためにめも、常日頃から、町内の危険ポイントは何処なのか、災害が起こった際の情報伝達と役割分担を町民に周知して頂く必要があります。様々な課題が今後の教訓として残りました。「かつて
経験した
ことのない大雨」に真摯に対峙する姿勢こそが大切です。

2013年07月30日 20:30