No.172 北方領土現地視察 その2
2日目は、まず、根室半島最東端にある、納沙布岬へ。北方館・望郷の家を訪れました。写真の表示図にもあるように、納沙布岬から、歯舞群島・貝殻島までは、沖合延長線上わずか、3.7㎞の距離でしかないのです。北方領土には終戦時、3124世帯、17291人の日本人が住んでいました。手を伸ばせば届きそうな、しかも、日本固有の領土である、その地に、現在、1人の日本人も居住していないのです。展示されている、巨大モニュメント「四島のかけ橋」は領土返還を祈るゲートとして表現されたそうです。
2017年08月30日 17:00