No.041(2714)行政視察番外編その2「往時の財産を現代に活かす」
行政視察で訪れた、兵庫県豊岡市出水町にある、近畿最古の芝居小屋「永楽館」を見学しました。明治34年の開館。歌舞伎、新派劇、寄席などが上演され、大衆文化の中心として、大変、栄えていたそうです。やがて、テレビの普及や娯楽の多様化により、昭和39年に閉館。約20年の復元活動により、平成20年に大改修、再開されました。当時の商店の看板、懐かしい映画のポスター、廻り舞台や奈落、セリなども見学出来ます。往時の財産は、その町の伝統であり歴史を物語ります。それを現代に、どのような形で甦らせていくか。数々の歴史財産を持つ小松市も、考えていく必要がありますね。
2020年02月07日 10:00