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No.202(2875) 地域医療体制の確保と維持に向けて

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現在、小松市内で新型コロナウイルス感染症の患者が増加しています。24日現在、感染者数の累計は75名、その内、治療中は56名となっています。
特に、地域医療機関の中核である、小松市民病院ならびに、やわたメディカルセンターで、感染患者が確認されたことにより、不安と動揺が広がっています。
先日の福祉文教常任委員会において、市民病院の感染経緯と、これからの対応について報告を受けました。
以下の通りです。

・南加賀救急医療センター及び感染症病棟に勤務する職員4名の感染が判明。 
・所管保健所の指示に従い、業務場所の消毒を実施。
・南加賀救急医療センターでの患者の受け入れ見合わせ。
・関係者93名のPCR検査を実施。結果、全員陰性を確認。
・現在、電話による院外処方箋発行の実施。

委員会、委員長として要望したのは、地域医療体制の確保と維持のためにも、感染経路の全貌解明と、関係者の検査陰性が確認出来次第、早期に救急医療の受け入れを再開すること。病気は新型コロナだけではありません。地域住民の一刻を争う病気、怪我に即座に対応できることが必須です。

本日、24日(月)10時から、南加賀救急医療センターでの救急診療の受け入れが再開されました。

今後も、救急医療をはじめとする、安心と安全の地域医療体制の維持を図ることが、第一義です。

小松市では、8月31日まで、新型コロナウイルス感染症「緊急行動期間」と定めました。

市民の皆様には、3密(密閉、密集、密接)回避をはじめ、マスク着用、手指消毒など、基本的な感染防止対策を徹底していただくことを、再度、お願い致します。
 
2020年08月24日 22:00