No.142(3135) 6月議会討論②議会最終日最終討論
給食費無償化推進費について、今回は予算案そのものに盛り込まないという修正案です。今後は年間約4億9千万円にも上る毎年の継続的な財源、いわゆる「永久財源」の捻出と確保が本当に可能なのか、しっかりと裏付け作業を行い、その都度、議会に御報告いただき、議論を重ね、論理形成していきたく思います。市長が常に仰る「対話とコミュニケーション」による市政運営の実践です。対話の用意はあるのです。市長、しっかりと対話してまいりましょう。
しかしながら、先程、この修正案に対する反対討論がありました。現行の議会ルールでは、ここで反対するということは、議案第29号令和3年度小松市一般会計補正予算全て(約30億)に反対したということになります。つまり、今議会、上程されました全ての予算案に対して否決したということになるのです。反対案多数となれば予算案は執行できない。それは即ち、小松市が機能停止に陥るということを意味します。
市長はそんなことを望んではいないと私は信じたいし、何よりも付託をいただいている小松市全市民に対しての誠実な態度とはいえません。全体予算に対しては粛々と可決し、懸案事項については、しっかりと議論し、論理形成していくことを望むものです。
以上が、最終賛成討論の要旨です。この賛成討論に対し、異を唱える休憩動議が提出され、議会審議は5時間45分に渡って中断されました。
議会再開後、採決。賛成多数により、補正予算修正案は可決され、6月議会は閉会となりました。(写真は6月議会最終日の模様を伝える各新聞記事)
2021年07月14日 22:00