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No.277(4182) 8.4 あれから一年

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本日、小松市民病院より退院いたしました。
様々な方々に御心配をおかけし、また入院中は励ましの言葉をいただきました。
本当にありがとうございました。

本日は8月4日です。1年前の今日、小松市を未曾有の豪雨災害が襲いました。当時、私は議長を務めており、迫りくる豪雨と、予測される被害を想定し、議会として初めての災害対策会議を設置、各議員に自らの命を守る行動を十分にとりながら、各地域の被害状況の把握、何よりも市民の安全を確保するよう求めました。降り続いた雨は夕刻には小康状態になりましたが、あの雨が更に続いたら…と思うと、背筋が寒くなります。まさに紙一重の状況でした。

写真は次の日、被害の激しかった中海地区を中心に、市内一円を巡回、被害状況の確認に赴いたときのものです。山間地域はもとより、海沿い、そして、まちなかと、各地域、至るところで浸水被害が発生していました。

発生当初より、ボランティアの皆様の献身的な活動、様々な自治体、団体、個人からの義援金等により復旧と復興は着実に進んでいます。また国・県・市が連携しての梯川水系緊急治水対策プロジェクトの設置等、防災計画の見直しも図られています。只、山間地域では、まだまだ復興の道のりが険しいのも事実です。

決して過去のものにしないように!全ての市民が「8.4」を、いつまでも胸に刻んでいたいものです。
 
2023年08月04日 22:00