No.283(4188) 「せめてきまっし」北國とおり町
無電柱化、歩道や街路灯の設置等、歴史的な街並みを活かした景観づくりが行われた北国街道線(その経過、完成式典の模様は、当コラム2022年No.225参照)。その街道沿い、龍助町の商店主でつくる「北國とおり町にぎわい協議会」の皆さんは、賑わい創出のための様々な活動に取り組んでいます(その一例は2022年No.462参照)。先般、公立小松大学生により制作されたパンフレットのタイトルは「せめてきまっし」。戦国時代、小松城に「攻めて」こられないよう作られた龍助町のクランク(ロゴマークの由来にもなっています)と、小松に来たら「せめて」足を運んでほしいとの思いが込められているそうです。昨日は台湾・国立政治大学の学生を招いたモニターツアーも行われました。台湾便の再開や来春の北陸新幹線小松駅開業を見据えた「民間」による積極的な活動に対し、行政としても、しっかりとバックアップしていくべきですね。
2023年08月12日 12:00