No.374(4279) 経済建設常任委員会 行政視察その3 KIOKU(きおく)を辿る
村役場の座学を終え、一行は、同じく南阿蘇村にある、熊本地震震災ミュージアムKIOKU(きおく)に向かいました。本年7月にオープン。熊本県と9つの市町村が地震の記憶や経験、教訓を後世に伝えるため、回廊形式のフィールドミュージアム「熊本地震 記憶の回廊」を整備、その中核拠点となります。震度分布が配置された巨大ジオラマの前で解説員の方から説明を受けたあと、各ブースを巡回。震災遺物、被災状況の写真などが展示されたブースでは、地震により大破された車がありました。原型を留めない一個の「塊」に、震災の破壊力の凄まじさを改めて感じ取りました。
館内を巡回中、修学旅行の学生たちを多く見かけました。
震災の記憶を辿りながら、それを未来へと語り継いでいく。大切な、そして必要なことであると、強く思いました。
2023年10月17日 21:00