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No.230(4585) 末広陸上競技場、震災の爪痕

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今年の市民スポーツ大会、いつもは各校下のテントが立ち並ぶ、末広陸上競技場は、震災による観覧席の陥没や亀裂等により、使用不可となりました。フィールド部分も公認の競技場として復旧するために、ウレタンの下にあるアスファルト舗装から全て施工し直す必要があり、概算工事費として約6億6千万円かかることが判明しました。これには液状化対策は含まれず、再度、大規模な地震が発生した場合は、同程度の被災が想定されます。前回の公認更新は令和5年3月。私は、その記念セレモニーに、当時、議長として出席しています(写真・左上)。結果、今回は公認競技場としての復旧は断念し、部分的な復旧工事を行うこととなりました。概算工事費は約2億6400万円となり約3分の1の工費となります。この復旧方針は先般の経済建設常任委員協議会にて報告され、各委員より賛否両論、議論は過熱しました。震災の爪痕は、こんなところにも刻まれています。
今回、市民スポーツ大会は開催されましたが、石川県民スポーツ大会は冬季・夏季とも中止となっています。これも震災が残した爪痕です。
2024年07月21日 22:00