新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会 行政視察3日目は、宮崎県宮崎市へ。宮崎公立大学について、主な沿革・入試状況・大学当初予算の推移・就職支援・生涯学習・地域連携等、多項目に渡り説明を受けました(写真)。開学から20年以上が経過し、この少子化時代にあっても、高い受験倍率と安定した学生数を維持しているのは、大学側に、地域の産業経済の発展及び文化の向上に貢献する人材の育成という、明確な理念と目標の設置があるからです。就職率98. 3%という数値がそれを物語ります。それでも、大学受験者数が減少期に入る「2018年問題」への対策が急務との事でした。その2018年に、(仮称)公立小松大学は開学します。このコラムでも再三、述べたように、小松大学は、どのような学生を求めるのか、建学の理念と目標を打ち出す事が、今こそ必要なのです。
総括
「新幹線」「中心商店街の再生」「公立大学」と、小松市が現在、直面している喫緊の課題について3日間、調査探究してきました。行政視察をする際、大切なのは「小松市ならどうする」という視点を常に持ち続ける事だと思います。その視点を欠いた視察は、只の物見遊山になってしまいます。これからもその姿勢を崩すことなく、しっかりと調査探究していきます。今回の視察は、小松〜羽田〜宮崎〜羽田〜小松という乗り継ぎ便を駆使した行程でした。「小松空港」を抱える市議会ならではの効率的な視察行程であったと、多少の自負を込めて総括と致します(写真は宮崎空港)。
2016年11月04日 00:10