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活動コラム

No.405(5205) 全員協議会にて未来型図書館整備の説明を受ける

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昨日、常任委員会開催の前に急遽、全員協議会が招集されました。議題は「未来型図書館等複合施設の整備に向けて」。令和12年(2030年)のオーブンを目指し、その実施方針が市長より示されました。整備費は昨年の基本計画時の算定額、約86.3億円より上振れし、設計費+建設費で約105.3億円と算定されました。その主な増加理由として人件費を含めた全般的な物価高騰が挙げられます。防衛省より34億円、国土交通省より19億円の支援が得られる見通しとなり、交付税措置額22.2億円を差し引いた、市の負担額は30.1億円になるという説明を受けました。事業手法としては施設の建設から15年間の運営を民間事業者が担うPFI方式が導入されます。開館準備期間の3年間と運営15年間の合計として69.15億円の管理運営費を算定、先程の整備費と合わせ、計174.4億円の債務負担行為を盛り込んだ予算案が、12月議会に提出されます。尚、私は全員協議会にて立体駐車場を設ける考えはあるのか質しました。市は、その需要を含め検討中との事でしたが、この場合の整備費と管理運営は市が直接、行うこととなります。更なる増額も予想されるという事です。債務負担行為については、議決案件となります。その額もさることながら、図書館規模と機能、ビジョンについても、議会の場にて、しっかりと精査していきたく思います。
2025年11月22日 10:00

No.404(5204) 11月 総務企画常任委員協議会

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本日は小松市議会委員会開催日。3つの常任委員会と1つの特別委員会が行われました。そのうち、私が委員長を務める総務企画常任委員協議会では、公立小松大学次期学長候補者の決定について(総合政策部)、第2回小松空港エアターミナルビル基本構想検討会議について、令和7年度上半期までの小松空港の利用状況について(空港・基地政策課)、指定管理者選定協議会の開催状況について(総務課)、首都圏を中心としたシティプロモーションについて(広報秘書課)、小松市未来型図書館等複合施設整備・運営事業について、小松市未来型図書館等複合施設の整備に係る寄付受納について(未来型図書館づくり推進チーム)等、各部各課より所管事項の報告があり、活発な質疑応答が交わされました。
2025年11月21日 22:00

No.403(5203) 総務企画常任委員会 行政視察 番外編 乗り継ぎの利便性向上を!

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総務企画常任委員会の行政視察は、その全行程を終了し、一路、広島市から小松市へ。広島駅から新幹線のぞみで京都駅まで。京都駅から特急サンダーバードで敦賀駅まで。敦賀駅から新幹線つるぎで小松駅へと、乗り継ぎながらの帰途でした。新幹線つるぎに乗車中、車掌さんよりアンケート協力のお願いが。乗り継ぎの不便さ、煩わしさについて書き記しました。せっかくの北陸新幹線小松駅開業ですが、一方では、関西圏、中京圏の乗り継ぎ問題が指摘されています。アンケートを取るのは結構な事だと思いますが、そこで出た意見を運行ダイヤ等に是非とも反映していただきたく思います。
2025年11月20日 20:00

No.402(5202) 総務企画常任委員会 行政視察 特別編 その3 広島平和記念資料館〜慰霊碑前

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広島平和記念資料館に入場しました。館内に入るとすぐに、貼り出されているのは被爆前の広島の街並み。そして「1945年8月6日8時15分」と表示された時計の写真。その後に被爆後の広島の街並みが貼り出されています。原爆の爆風や火災の凄まじさを物語る資料の数々、被爆者の写真、絵、文書…。正直、直視出来ず、巡回コースを歩くのが辛かったです。これが80年前の日本の「この地」で起こったことなのだという事実を改めて突きつけられたように思います。資料館見学後、慰霊碑の前へ。慰霊碑からは原爆ドームや広島の街並みが臨めます。改めて平和であることの尊さを噛みしめながら、祈りを捧げました。
2025年11月19日 22:00

No.401(5201) 総務企画常任委員会 行政視察 特別編 その2 原爆ドーム〜広島平和記念公園へ

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長崎県から新幹線さくらに乗り広島県へ。広島電鉄に乗り約15分。停車駅を降りるとすぐ目の前に原爆ドームが飛び込んできます。原爆の惨禍を示す象徴として知られる原爆ドーム。実際に見るのは、実は人生で初めてです。映像より遥かに胸に迫るものがあります。現在、原爆ドームは世界遺産に登録されていますが、その始まりは広島市議会が提出した意見書が採択されたことによるそうです。目の前に立つと自然に頭を垂れる自分がいます。そのまま平和記念公園内を歩きます。行列について平和の鐘を鳴らし、今度は広島平和記念資料館の方へと歩きます。空は抜けるような青空。そういえば「あの日」も青空だったのではないか。歩きながら、ふと、そんな事を考えていました。
2025年11月19日 21:00

No.400(5200) 総務企画常任委員会 行政視察 特別編 その1 長崎平和公園にて

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今回の総務企画常任委員会行政視察における調査事項は終了しましたが、もう一つのテーマとして、長崎平和公園、広島平和記念公園に行くというのがありました。今年は戦後80年の節目の年。広島・長崎、2つの地にて世界恒久平和への願いを込めて祈りを捧げたいとの思いがありました。まずは視察初日、長崎県長崎市にある平和公園へ。原爆落下中心地公園北側、小高い丘の上にあります。平和祈念像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を意味し、閉じた目は犠牲者の冥福を祈っています。長崎の鐘の前を通り、平和の泉の前へ。詩碑には原爆の火の中で水を求める少女を描いた詩が刻まれています。その詩を掲載します。

のどが乾いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとうあぶらの浮いたまま飲みました
2025年11月19日 19:00

No.399(5199) 総務企画常任委員会 行政視察 その6 図書館による「まちづくり」は成功したのか?

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武雄市図書館での視察調査、続いては隣接する、武雄市こども図書館へ。「武雄で子育てしたいと思ってもらえるこども図書館を目指す」という主目的のもと、平成29年(2017年)にオープンしました。子どもを中心に多世代が交流出来る様々な工夫が施され、趣向を凝らした講座・イベントで様々な学びや発見に繋げていきたい、そのような狙いがあるそうです。平日の日中にもかかわらず多くの親子連れで賑わいをみせていました。

武雄市図書館が指定管理者制度を導入して10年以上が経過し、市が当初に見込んでいた「知名度(都市ブランド価値)向上」「シビックプライド(地域への誇りと愛着)醸成」といった部分では、その波及効果は十分に出ていると思われます。しかしながら、制度導入前の課題であった「図書館をまちづくりの核(エンジン)」として「武雄市への移住・定住・関係人口の増加に繋げたい」という狙いは、現在の市人口が、導入前より約4千人減少しているところからも分かるように、全て狙い通りとはならなかったというのが、正直なところだと思います。成功者といえる武雄市でも、これが現状です。

小松市では令和12年(2030年)の完成目指して、公会堂跡地に未来型図書館が建造されようとしています。建造にあたって、この未来型図書館が、小松市のまちづくりにどのような波及効果をもたらすのか、この時期に、しっかりと指し示すことが必要であると考えます。コンセプトの定まらない、中途半端な機能しか持たない、そのような施設を作るべきではない。今が検討と検証の最終段階であると考えます。
2025年11月18日 22:00

No.398(5198) 総務企画常任委員会 行政視察 その5 8年ぶりの武雄市図書館

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諫早市から新幹線かもめで移動し、佐賀県武雄市へ。公立図書館民営化の先駆けである、武雄市図書館を視察調査しました。私は平成29年(2017年)にやはり行政視察で訪れており、8年ぶりの再訪となります(当コラム2017年No.231参照)。最初に館内の会議室にて座学。冒頭、委員長として御挨拶させていただきました。平成25年(2013年)の指定管理者制度導入後、その来館者数は堅調であり平成30年(2018年)度には100万人を突破。今も年間90万人ペースを維持しています。御説明によると、平日は武雄市民が、週末は県外の方々が多く来館されるそうで、コロナ禍明け以降は、外国人の来館者が急増しているそうです。佐賀県の観光コースにも取り込まれているということでした。スターバックスや蔦屋書店が入居している館内は、前と変わらずファッショナブル。貸出機器等のハード整備を絶えず更新し「時代遅れ」を防ぐことで、常に新鮮さを維持しているとの御説明も受けました。確かに8年前と比べても何ら古臭さを感じません。全国に幾多の図書館がリニューアル誕生しましたが、武雄市図書館は不断の努力により、常に時代の先頭を走っているとの思いを、久しぶりに訪れ、改めて感じ入りました。
2025年11月18日 20:00

No.397(5197) 総務企画常任委員会 行政視察 その4 諫早市の新たな都市計画制度について

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総務企画常任委員会の行政視察2日目、私達は快速シーサイドライナー、島原鉄道を乗り継ぎ、長崎県諫早市へ。諫早市役所に赴き、新しい都市計画に関する取組について視察調査しました。冒頭、委員長として御挨拶。諫早市では人口減少と少子高齢化が進む中で、市街化調整区域の規制緩和に取り組んできました。そして今年度、市街化区域と市街化調整区域を区分する区域区分の廃止を目指しています。いわゆる線引き制度の廃止ですね。その経緯経過の中で市民との合意形成をいかに図ってきたのか、国・県・農政局等とどのような調整を行ったのか質疑応答しました。これは都市計画法上、重要な転換点です。小松市もそうですが、地方にとって、その地域にあった土地利用のルール作りが求められていきますね。(写真は視察終了後、議場にて集合写真)
2025年11月18日 13:00

No.396(5196) 総務企画常任委員長 行政視察 その3 長崎市役所空中散歩

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長崎市役所での視察を終わった後、議会事務所職員に促され19階の屋上へ。屋上は空中庭園となっていて、長崎の街並みが一望出来ます。圧巻の眺望を暫し堪能しました。屋上は市民にも開放されているそうで、ちょっとした空中散歩が楽しめますよ。県庁所在地の市役所はスケールが違いますね。
2025年11月17日 22:00