No.105 大和小松店跡地問題について考える
大和小松店が閉店してから一年以上が経過しました。跡地活用については未だ進展の全くないのが現状です。中心市街地のシンボルの空洞化が続く、この状況はやはり寂しい。と同時に中心市街地の活性化に対する厳しさも、また感じます。旧大和前に立ち寄りました。日中だというのに人影はなく閑散としていました。かつてショーウインドーだった場所に小松市のイベント告知ポスターが貼ってあるのが、かえって物寂しさを強調しています。大和と行政側の話し合いは平行線のままのようですが、今、この時期だからこそ跡地活用についての、しっかりとしたビジョン作りが必要です。十年余で二度の大型商業施設の撤退、この事実を真摯に受けとめ、今、中心市街地に何が足りないのか、そして何が必要なのか住民総参加で話し合い、議論しあうことが大切です。皆様の「声」をお聞かせください。この問題にしっかりとした結論が出せるのか、中心市街地の「底力」が今、問われています。