HOME ≫ ブログページ ≫

活動コラム

No.192 行政視察その4 環境保全と自然保全

香川県より瀬戸大橋を渡り、岡山県総社市へ。鬼城山ビジターセンターにて、まずは、総社市市民環境部環境課より、ゴミ減量化と、ゴミ袋変動相場制について説明を受けました。平成18年より、ゴミ収集の有料化を図っている総社市では、家庭ゴミ排出量の削減目標達成に応じて、指定ゴミ袋の料金を段階的に引き下げています。ゴミ減量化のひとつのモデルケースではありますが、メリットデメリットの算出が正直難しいところもあります。更なる検証が必要でしょう。その後、「総社ふるさと自然のみち」へ。「自然と歴史あふれるフィールドミュージアム」というコンセプトのもと、鬼城山に代表される数多くの文化財と、恵まれた自然環境を融合させ、ウォーキングコースの整備や、自然観察の場を多数、設けることで、その保全にも取り組んでいます。小松市でも今、「木場潟」という自然財産を舞台にしての、いろんな取り組みに着手している中、先進地の良きところは大いに学び取るべきですね。丁寧な説明をいただいた、総社市市議会議員 萱原 潤 様、本当にありがとうございました。



2011年11月11日 16:40

No.191 行政視察その3 地産地消とブランド認定

香川県坂出市では、地元にゆかりのある商品を「さかいでブランド」として認定し、市内外に情報発信することにより、坂出市の知名度の向上、産業の振興および地域の活性化を図っています。本年7月23日施行から、わずか3ヶ月余りで柿茶、坂出金時いものアイスロールケーキ、坂出与島石マウスパッド等、16件が認定。このスピーディーさは見習うべきですね。市役所での説明の後、第1号認定を受けた「讃岐 白」を製造した堺屋醤油さんに工場見学。坂出の塩を使った「白いドレッシング」「白いぶっかけつゆ」「白いぽん酢」を開発。地域を思う企業を、行政が支え、更に双方の知名度を向上させる。後は、いかに「発信」させていくか、その方法論です。



2011年11月10日 17:20

No.190 行政視察その2 阿波おどり会館

徳島市役所での説明の後、阿波おどり会館に向かいました。平成11年に開設された、この施設の事業目的は「保存・伝承」「通年性」「観光拠点のシンボル」の3つ。5階建ての会館の中には、阿波踊りの歴史を展示したミュージアム、実際に阿波踊りを見て体験出来るホール、物産販売のコーナー等があります。最上階には徳島を代表する名山「眉山」ロープウェイも併設、観光資源の連携もみせています。「連」と呼ばれる阿波踊りの実演が毎日、昼夜、観覧出来るということもあり、平日にもかかわらず沢山の観光客で賑わっていました。さて、小松市では「歌舞伎」の通年発信の必要性が叫ばれ、曳山会館の建設が待望されています。事業目的をしっかりと定めることが大切です。保存・伝承が第一義なのか、観光拠点が第一義なのか。コンセプトをはっきりさせ、中途半端な施設を造らないこと。今のうちからの意識共有と形成が、まずは第一義です。



2011年11月10日 09:10

No.189 経済環境常任委員会 行政視察 その1

本日より経済環境常任委員会の行政視察です。視察先は徳島県徳島市・香川県坂出市・岡山県総社市の3ヶ所。調査項目は観光施策について、地産地消の取り組みについて、環境保全・自然保全について等、多岐に渡ります。まずは徳島市役所にて経済部観光課とヒアリング。「阿波踊り」という特別級の観光ツールを持ちながら徳島県の年間 延宿泊者数は、114万人(平成21年)で、都道府県別順位は46位。通年型観光資源の開拓、滞在型観光メニューの造成が喫緊の課題だそうです。「歌舞伎のまち」通年発信を目指す小松市と似通ったものがありますね。



2011年11月09日 23:30

No.188 小さな命を大切に

NPO法人「猫の避妊と去勢の会」の代表、桐畑陽子さん・今井まち子さんが、維新こまつ会派室を来訪。現在、県内では2000匹を超す犬・猫が殺処分されているそうです。大半が子猫。同会では不妊・去勢処置等の啓発、飼育者としての責任と終生飼養の普及に努めると共に、迷子になった犬猫のためのネームプレートや連絡先を記した迷子札運動を展開しています。人間の身勝手さによって消えゆく「小さな命」を、地域ぐるみで取り組む事で救える事が出来るならば・・と感じました。行政としても、この問題に対して真っ正面から見据える必要がありますね。



2011年11月09日 08:10

No.187 祝10周年 プラザ・デ・カルメン

こまつ芸術劇場うららで開催されました、フラメンコスタジオ プラザ・デ・カルメンのスタジオ開講10周年記念公演を鑑賞しました。華麗にて優美、力強さをも兼ね備えた17のプログラムを堪能。主宰である、加藤 伊津子 先生のフラメンコにかける情熱、その「熱い思い」が客席にいる私達にも伝播し、ラストでは会場、割れんばかりの拍手。加藤先生、生徒の皆さん、素晴らしいステージをありがとうございました。小松の「熱い人」をしっかり応援していきたいですね。



2011年11月06日 23:00

No.186 上本折町 文化祭に出かけました

雨にもかかわらず沢山の人で賑わいをみせていました。町内会活動が大変、盛んな上本折町。加藤町内会長と越田公民館館長の情熱と連携、何よりも町の皆さんの参加意識の高さが、この熱気を生み出すのでしょう。地域コミュニティーの良きモデルとして見習うところ、大です。



2011年11月06日 13:00

No.185 平成23年度 小松市文化賞 贈呈式

本日は「文化の日」小松市文化賞贈呈式に出席しました。本年度の受賞者は、邦楽指導者である、高熊 美津江氏。小松市立高校の技能講師を努め、「全国子供歌舞伎フェスティバルin小松 」で上演される「勧進帳」の三味線の指導など、長年に渡り、本市の邦楽文化の技能向上に、ご尽力されています。式典中、披露された「奥の細道 小松抄」筝曲、格調高く、お話される高熊氏の謝辞に感銘を受けました。式典後、ご家族と一緒に記念撮影。高熊先生、本当におめでとうございます。これからも小松市の文化発展に大いに寄与していただきたく思います。



2011年11月03日 22:40

No.184 我、「リーダー」ならば

ANAクラウンプラザホテル金沢にて開催された、石川県中小企業家同友会例会に出席しました。講師は、山野 之義 金沢市長。市政全般について、一時間弱の講演でしたが、私のなかで印象に残ったのは、市長が「金沢市議会議員」だった頃のエピソード。4期に渡った議員活動。「山野議員」は、常に2つのノルマを自らに課していたそうです。まずは、いい仕事をするために、その舞台である金沢市を誇りに思い、好きになる努力をしていったということ。批判ばかりでは何も生まない。昨日より今日、今日より明日と、自分の街を好きになる努力をすべきだと。全く同感です。もうひとつは、市政における、あらゆる施策、あらゆる課題において、自分がリーダー(市長)だったら、どう考えるか、どう動くか、そう自らに負荷を与え行動したということ。今、市長になって、それが全部、血となり肉となっているとのことです。成程、政治の世界、絶対的な100%の正解などありません。経済・福祉・環境・交流定住人口拡大策・・・あらゆる局面において、「我、リーダーならば」どう動くか。それを念頭においての「議員」活動であるべきです。



2011年11月02日 00:30

No.183 芦小ビエンナーレ2011

芦城小学校では10月31日より11月8日まで「芦小ビエンナーレ2011」と銘打ち、校内の各所にて、小松市立高校芸術コースの生徒さんの作品、小松木工クラブの皆さんの作品などが展示されています。児童の「見て感じとる」心を育む、いい機会になるでしょう。まもなく体育館の改築にも着手する芦城小学校。児童が充実した学校生活を送るための環境づくりを、これからも支えていきたく思います。



2011年10月31日 12:30